JIS Q 9100 構築支援サービス
JIS Q 9100 構築支援サービス
レイセントでは、お客様の状況に応じたシステム構築をご支援いたします。プロジェクト支援方式により、適切かつ、無駄・無理のないシステム構築を目指します。
JIS Q 9100はIAQG(International Aerospace Quality Group:国際航空宇宙品質グループ)で合意した規格です。通常国際間で合意した規格はISO規格となりますが、IAQGは世界共通の唯一の規格文書として発行することをせず、内容及び規格番号の一致した各地域規格の形態をとることとしました。最終製品である航空機の安全性・機能を保証するため、また防衛目的の製品を対象とするため、9001規格と比較すると要求事項が多数追加されています。
このため、組織自身の要求事項(組織としてどういう状態になりたいのか、どのような指標で質を向上させたいのか等)を考慮せずにシステムを構築するケースがありました。規格要求事項への適合は当然ですが、レイセントでは過度に規格要求事項を意識することを避け、お客様の状況に応じたシステム構築を目指します。
JIS Q 9100 構築支援内容
キックオフ
- プロジェクトチームの編成
- プロジェクト責任者
- プロセス別担当者
(兼文書作成責任者) - 対象事業所/適用範囲の決定
- プロセス別業務フロー、既存文書/記録様式リスト作成
初期評価
- 現行業務実施方法の確認
- 既存文書/記録の内容の確認
- 現状と9100要求事項とのギャップ分析
- 報告書(一覧表形式)作成
- 文書化スケジュール/担当者決定
(記録様式作成を含む)
教育訓練
- 内部監査員養成
- 9100規格解説
- 19001規格解説
- 監査における判定研修
- 組織内マネジメントシステム教育
文書化支援
- スケジュールに従い進捗管理
- ドラフト文書のレビュー
(現状と規格要求の整合性) - 記録様式のレビュー
- 文書作成と現場とのフィードバックのサイクル
固有要求事項への対応
- キー特性管理
- リスクマネジメント
- 形態管理
(コンフィギュレーションマネジメント)
システム運用状況確認
- 運用時の問題点の解消
- 記録様式の有効性の評価
- 必要に応じ文書/記録変更提案
- 記録作成/管理状況の確認
- 業務実施者ごとの力量の確認
- 内部監査
- マネジメントレビュー
認証取得後のサービス
9100の認証取得は、組織のマネジメントシステムが対外的に認められるための第一段階で、トップマネジメントの経営方針や品質方針に基づく活動が本格的に進むのはむしろ認証取得後です。
方針の実現、目標の達成、日常的な諸活動がシステマティックに実施され、成果の把握までの過程を組織全体で共有化できることが「品質マネジメントシステムの継続的改善」につながります。
レイセントでは、認証取得後のフォローアップや、内部監査員の育成研修、内部監査代行等、システムの維持向上・改善のお手伝いをいたします。