コンプライアンスマネジメントシステム構築支援サービス
I. コンプライアンスマネジメントシステム構築支援サービスの概要
コンプライアンス態勢の確立、実施を目指す企業や業界団体の規範となる運用モデルの制定、指導を目指す組織および団体に対し、必要な組織体制の整備、コンプライアンス方針、網領等の策定、中心的ルールの洗い出し・分析・評価、内部規定・実施計画策定、教育・訓練、モニタリング、内部監査、是正・予防処置、経営層による見直し等、各種コンプライアンス要求基準に準拠したコンプライアンスマネジメントシステム構築のための総合的な支援を行っています。
例えば、コンプライアンス基準の一つであるECS2000では・・・・
1. 企業その他組織による倫理コンプライアンス体制の確立を支援し、校正かつ責任あるビジネスの実践を促すこと。
2. 倫理コンプライアンスマネジメントシステムの構築と普及を通して、倫理的な企業その他組織が、より正当に評価され、明確な形で報われるビジネス社会を建設していくこと。上記目的を果たすため、麗澤大学経済研究センター「企業倫理研究プロジェクト」が中心となって、角界有識者の協力を得て、1999年5月に公表した倫理コンプライアンスマネジメントシステム規格です。
ECS2000(Ethics-Compliance Management System Standard2000)はその後、2000年5月に改定され、現在、ECS2000V1.2となっています。
Ⅱ. 倫理コンプライアンスマネジメントシステム構築支援内容
キックオフ
- Phase1~Phase2までの構築支援サービス全体の目的、スケジュール、プロジェクト体制の確認で、事前調査のための準備を行います。
- 倫理コンプライアンスマネジメントシステム=ECS2000のオーバービューについて解説し、規格の基本と具体的なイメージについて理解を深めます。
規格解説
- ECS2000の詳細について解説します。
事前調査
- 倫理コンプライアンスマネジメントシステムに織り込む組織の事業活動に関連する法令・規制等について、ヒヤリング・ミーティグ等により洗い出し、全体的に整現します。(中心的ルールの決定)
- また、組織の規定要求事項に対する(運用上の)現状とのギャップを把握し、最適な倫理コンプライアンスマネジメントシステム構築作業の計画を立てます。
文書化作業
- 事前調査の結果を踏まえ、倫理コンプライアンスマネジメントシステムに必要な文書化作業を行います。
法改正対等文書化見直し
- 組織の事業活動に関連する法令・規制等について、改訂等の動向に合わせ、必要な中心的ルールの見直し、文書化メンテナンス作業を行います。
運用手引書作成・説明会開催
- 組織が構築し倫理コンプライアンスマネジメントシステムを使いこなせるよう必要なガイダンスドキュメント(手引書)を作成します。また、合わせて説明会を開催します。
Ⅲ.各種コンプライアンスシステム構築の支援サービス
- JISQ2001リスクマネジメントシステム基準準拠
- ISO14121リスクアセスメントシステム基準準拠
- 各行政機関発行の検査マニュアル基準準拠
- JISQ10002 苦情処理マネジメントシステム
企業を取り巻く、各種コンプライアンス要請に関して、レイセントコンサルティングでは組織の実情に合ったコンプライアンスシステム構築をご支援させていただきます。