- 2009年2月16日 17:13
ややタイムリーさを欠きますが、2008年版が発行されて、2か月が経過しようとしています。
皆さん、それぞれの読み方をされており、もう品質マニュアル改訂も済み、下位文書の改訂もほとんど終わったという方もいらっしゃるかと思います。
そんな方への老爺心です。今回の追補改訂版は規格要求事項にはなんら変更点はないことを売り物(表現はやや不適切と反省していますが、一番わかりやすい表現だと思っています)にしています。
規格本文だけ読むと、そのとおりですが、解説(4項:審議中に特に問題となった事項、5項:JIS化において検討の対象となった事項)を読むと結構変更しているように感じます。変更しているように感じる部分は、田中自身の2000年版の読み方が間違っていた、理解不足だったことを示しているのですが、規格作成者や日本語への翻訳者がわざわざ「こう解釈しなければいけないのだぞ」と言っているということは、田中と同様の誤解をしている人が多いからです。解説を丹念に読みましょう。
今日のブログは前置きだけで終了です。
さようなら
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