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東日本大地震を経験して感じたこと 2011.03.14

  • Posted by: 岩田美知行
  • 2011年3月13日 16:47

まずもって、被災され、亡くなられた方々に哀悼の意を表したいです。

私自身、一昨日外出先で東日本大地震に遭遇した。といっても場所は都内で、会議をしていた。
突然の横揺れを感じつつも暫く部屋にいたが、地震が長く、かつ、今までに経験したことのない揺れだったので社屋の外に避難した。道路は避難の方で溢れていた。

地震がひとまず収まったことから、会議を終わりにして会社や関係する場所に連絡を取ろうと携帯電話で連絡を入れたが、2台持っている携帯電話はキャリアが異なるにもかかわらず不通の状態。仕方なく、JR駅まで移動し電車を待ったが、地震の影響で全面ストップとのことで復旧の見通しなしと構内放送中。むしろ駅舎の崩落の恐れもあるので駅から外に避難するようアナウンスが流れる。

仕方なく、電車の復旧を祈りつつ、会社方向に向かって歩き出す。歩きはじめて数時間がたち、革靴での長時間歩行のせいか、ふくらはぎ、腿の裏側が痛みはじめ歩くこともままならなくなる。
また、途中では各会社から続々とヘルメットを被り、スニーカーを履いた人たちが出できて、歩道は人だかりとなる中をそれぞれの方向に向かって歩むこととなった。

途中で公衆電話を見つけ関係者とも連絡が取れ、皆の無事を確認できたことで一安心。

幸いにも、夜遅くなって私鉄の一部が復旧したことと、都バスが運行していたので、それを乗り継ぎつつ、繋がらないところは自らの足で歩く。時間はかかったものの何とか帰宅できた。

今回の地震で感じたこと。
出先で、地震にあった場合には、携帯電話は使用不能となるので、他の通信手段を確保する。歩くことを考慮に入れ、早めにスニーカーなどの歩行用のシューズを確保する。
また、多少なりともコンビニエンス等で食べ物・水を確保する。
出来るだけ、移動せずにホテル等安全な施設に避難し、交通手段が復旧するまで動かずに体力を温存することなど、緊急時に自己を守るすべを普段から考えておくことの重要性を再認識させられることとなった。


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