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週間WINGにインタビュー記事4月21日掲載されました

  • Posted by: 岩田美知行
  • 2010年4月21日 10:04

週刊WING4月21日号に当社のJISQ9100コンサルティングの内容が紹介されました。
以下は、記事の内容です。

各企業に合ったやり方でアドバイスを重視!!.段階を踏んでJISQ9100の取得を支援

レイセントコンサルティングは、マネジメントシステムの構築支援、維持支援を通して、600社以上の企業の経営改善に協力してきたKPMGMMC社を前身として、2009年1月に設立された。過去15年にわたり様々なマネジメントシステム作りに関与した経験と実績を基に、マネジメントアドバイザリー専門会社として、マネジメントシステムのみならず、経営管理分野も手がけている。立ち上げから審査受けまで様々な段階で、その企業に最適なやり方を提案することができるベテランのコンサルタント集団と言えるだろう。

マネジメントシステムとして今後拡大が期待される航空宇宙品質マネジメントシステムJIS Q9100マネジメントシステムについても、アドバイザリーサービスを行っている。
JIS Q9100のコンサルタントを担当する同社の田中昇次執行役員/主席コンサルタントは、ブリヂストンで航空機タイヤの品質保証に携わった経験を持つ。ボーイング社がB777の開発に当たり新しい品質マネジメント方式を導入し、サプライヤーに要求するようになった。その説明会で初めてパワーポイントによるプレゼンテーションを見て、新しい時代を感じたという。その後、SJACのJIS Q 9100審査員研修コースを修了している。
コンサルタントに当っては、認証取得のための組織自身の要求事項、つまり組織としてどのような状態になりたいのか、どのような指標で質を向上させたいのか、ということも重視して、規格要求事項への適合は当然としても、過度に規格要求事項を意識することを避け、組織の状況に応じたシステム構築を目指しているという。

ISO 9001の新規取得企業が減って来た中で、より高度なJIS Q9100認証取得を目指す企業は、航空宇宙分野の今後の発展を見込み、新規参入を図る企業を中心に増えて来ている。様々な企業600社のISO9001取得支援を行って来た経験から、その企業に合った進め方を提案できることが、レイセントコンサルティングの強味だという。

JIS Q9100の認証取得までの流れは、幾つかの段階に分かれるが、基本的には以下のように6段階に分けて考えており、部分的な支援にも対応している。
(1)キックオフでは、プロジェクトチームを編成し、責任者、プロセス別担当者(兼文書作成者)の選任、対象事業所/適用範囲の決定、プロセス別業務フロー、既存文書/記録様式システム作成などを行う。既存文書をできるだけ活用できる方向でアドバイスしているという。
(2)初期評価としては、現行業務実施方法の確認、既存文書/記録の内容確認、現状と9100要求事項とのギャップ分析、報告書作成、文書化スケジュールと担当者の決定(記録様式作成)などを行う。
(3)教育訓練は、内部監査要員の養成と組織内マネジメントシステム教育がある。規格解説資料を提供している。
(4)文書化支援段階では、スケジュールに従った進捗管理、ドラフト文書、記録様式のレビュー、文書作成と現場とのフィードバックサイクルの確立などが行われる。
(5)JIS Q 9100の特徴である固有要求事項への対応については、キー特性管理に加え、JIS Q9100:2009から新たにリスクマネジメントと形態管理(コンフィギュレーションマネジメント)が加わっている。
(6)受審前のシステム運用状況確認では、運用時の問題点の解消、記録様式の有効性の評価、必要に応じた文書/記録の変更提案、記録作成/管理状況の確認、業務実施者ごとの力量の確認、内部監査の実施、マネジメントレビューの実施がある。
<週間WING4月21日号より転載>

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